ロシア語のAnkiデッキを作った
はじめに
半年ほど前にAnkiのエスペラント/英語の共用デッキをエスペラント/日本語にカスタマイズするでエスペラント用のAnkiデッキを作った。ほぼ毎日やっていて(1日だけやらなかった日があるようだ)、新規カードを終えるのに2ヶ月ほどかかりそこからは穏やかに記憶に定着してきている。
エスペラントの学習は読みを中心に移行しつつあるが、暗記欲(?)を満たしたいという気持ちもあり、ロシア語学習を始めることを口実にロシア語単語を覚えることにした。そのためにAnkiデッキを作成したので紹介する。
単語リスト
用いる単語リストとして、wiktionaryに載っていたロシア語で最もよく使われる1000語のリストを使うことにした。最近気づいたことだがこのリストは『Частотный словарь современного русского литературного языка: 2500 наиболее употребительных слов : Пособие для преподавателей русского языка(現代ロシア語の頻度辞典:最もよく使われる2500語:ロシア語教師のための手引書)』という1963年出版の本が元になっているようで、ソ連時代の制度など歴史的な単語が含まている。ロシア語を学ぶ際に最初に覚える単語ではないだろうという気がするものもあるが、それはそれで興味深いのでそのまま使う。
説明の作成
単語の説明の文章は英語版wiktionaryをGemini APIで日本語に翻訳させて作成した。wiktionaryのデータを用いるのにあたって、kaikkiというwiktionaryのデータをコンピュータが読みやすいjsonlの形式にしてくれているデータを用いた。ちなみにこれを作ったTatu YlonenはSSHの開発者だそうだ。
その他のフィールド
例文(ロシア語と日本語への翻訳)もGemini APIで作成した。単語とロシア語例文はgTTSを用いて音声ファイルを作成した。 最終的なフィールドとしては ロシア語/IPA/備考/日本語説明/ロシア語例文/日本語例文/活用表/音声/例文音声/英語説明 となった。
注意点など
mp3の音声ファイルはcollection.mediaに置くことでノートから参照できるが、例えばノートの音声フィールドにhoge.mp3と書き、カードで[{{音声}}]のようにするとAnkiはhoge.mp3が使われていないものと誤認してしまう。ノートの段階で[hoge.mp3]や<audio src="hoge.mp3"></audio>等とAnkiがhoge.mp3が使われていると認識できる様に書く必要がある。なお、単語の音声については前者の記法を使って自動再生させ、例文の音声については後者の記法をつかってクリックしたときにだけ再生するようにした。
最後に
コードはほとんどGemini CLIが書いた(このブログは僕が書いている)。 GitHubに挙げたので必要な人は適当に見てください。